クラミジア肺炎とは

クラミジアは性感染症以外にも肺炎になります

クラミジア肺炎にも要注意

クラミジアと聞くと、すぐに性感染症を思い浮かべる人も多い事でしょう。現代では20代30代を中心に感染率を高めていますから、その怖さを噂に聞いている方も少なくないはずです。ただし、クラミジアにはいくつか種類があって、肺炎の原因になる場合があります。このクラミジア肺炎はあまり高くない発熱が長期に継続して、コンコンという咳や鼻水に喉の痛みなども同様に長期化します。一般的にクラミジア・トラコマティスは生殖器に感染する傾向が高いのですが、時にはオーラルセックスなどで咽喉から肺に感染が及ぶ事があります。また保菌者の体液飛沫でも感染します。妊娠中の母体がクラミジアに感染すると胎児も産道感染するケースがあって、この時に肺炎の形で症状が現れます。新生児や生後3ヶ月くらいまでの赤ちゃんが発症するケースが多く、もちろん発熱があまりないために、つい見逃してしまう危険が高いと言われています。

健康状態ではクラミジア肺炎になり難い!

大人の場合に、性行為を通じてクラミジア・トラコマティスに感染しますが、性器クラミジア感染症に比べてクラミジア肺炎の及ぶケースはかなり低いです。特に免疫が低下していない限り、健康体の方がこの肺炎になる事はありません。そしてもう一種類、クラミジア・ニューモニアエ(肺炎クラミジア)という物があります。こちらは乳幼児から高齢者までが掛かる感染症で、保菌者の咳や鼻水や唾液などの飛沫感染がルートになります。その為に性行為をしていない方も罹ってしまうのです。ただし感染力はあまり強くありません。時々幼稚園や保育園や小学校などの集団行動内で感染があるために、小さなお子さんは要注意かもしれません。またクラミジア肺炎の感染症は免疫機能が効果を発揮しがたい事があって、何度も繰り返し感染するケースも見られます。

クラミジア肺炎の診断は専門医でも難しい

クラミジア肺炎と疑われる様な症状が見られる場合、病院では血液検査と胸部エックス線などを行って肺の炎症状態をチェックします。血液検査では抗体を検出して、咽頭ぬぐい液などから原因微生物の特定ができます。そこで病原体のDNAを診断し、最終的にクラミジア肺炎かどうかの確定診断がなされます。専門医でも症状を見ただけではマイコプラズマ感染症と見間違える可能性があり、きちんとした検査が不可欠とされています。治療法は、基本的にクラミジアの増殖を抑える抗生物質の投与です。赤ちゃん・幼児には副作用が少ないマクロライド系の抗菌薬を、そして大人にはテトラサイクリン系やニューキノロン系の抗菌薬が使われます。